現代のオムニチャネルマーケティングを確実に回すキャンペーン管理ツール
Adobe Campaign
クロス/オムニチャネルでOne to OneマーケティングのPDCAを管理
Adobe Campaignは潜在顧客に対して、One to Oneでのマーケティングを計画・実行・評価するためのツールです。顧客ごとに合わせた一貫性のあるキャンペーンを展開できます。
前提として、いわゆるDMPを介してさまざまなシステムとデバイス、チャネルから顧客データを集めて一つのプロファイルにまとめ、ターゲッティングすることができます。顧客ごとのビューはリアルタイムに更新されます。
Webサイト、電子メール、SMSはもちろん、ダイレクトメールやコールセンターからのコールといったオフラインのコミュニケーションを組み合わせたキャンペーンを計画・実行できます。つまりオンライン・オフライン、両方のチャネルでのキャンペーンを計画できます。
モバイルアプリで訴えかけると反応が良いのは誰か?メールに反応がよいのは誰かといった、過去の知見を基にカスタマージャーニーを設定し、新しいキャンペーンを組み上げられます。こうしたキャンペーンの実行はワークフローとしてルールを設定すればそれに従って自動的に実施されます。忘れがちな既存顧客に対するナーチャリングも含めればブランド強化に役立ちます。
こうした活動はレポートにまとめられます。各キャンペーン施策に対して誰が良い反応をしたかといったことをリアルタイムに深く理解できます。さらに結果的にあるキャンペーンがどの程度の利益につながったかを定量化して表示できます。
Adobe Campaignの特徴
顧客プロファイルの管理とセグメントの発見
完全なデータプロファイルを使ってキャンペーンの計画を進めることが、オーディエンス全体に、自動的かつ大規模にリーチするための鍵となります。Adobe Campaignは各種DMPを利用したプロファイル作成と管理が可能です。カスタマージャーニー全体を見通すことで、顧客を把握し、顧客のアクセス経路を知ることができます。
ドラッグ&ドロップでマーケティングオートメーションのワークフローを作成
絞り込んだターゲットにメールそのほかを送信し、その結果を基にして、さらに訴求を深めるメッセージを送る、いわゆるマーケティングオートメーションが可能です。そのためのワークフローはドラッグ&ドロップで簡単に作れます。お客様に関心を持ってもらい、興味を深め、購買につなげるまでのカスタマージャーニー全体を管理し、適切なタイミングで適切なメッセージを自動的に送れるようにします。
メールとランディングページの作成機能
美しくパーソナライズされた、レスポンシブな電子メールを、顧客の条件に合致する様々な方法でしばやく作成、編集できるようになります。もちろん、Adobe Dreamweaverがあればそれを使った編集も可能です。専用のメニューがDreamweaverに追加できます。
ランディングページの作成も、タイプを選び、プロパティとIDを設定するだけで完成します。また各ページのロゴのカスタマイズや、顧客データベースのフィールド設定もできます。
メールテストと開封率予測
個々の顧客に対して訴求する電子メールを定義するためのルールを設定します。送信前のテストも可能で、どんなメールが送られるかを確認してから、メール送信をスケジュールできます。作成したメールについてAdobe人工知能Adobe Senseiを利用して分析し開封率を予測することもできます。
クロスチャネル/オムニチャネルのキャンペーン統合
電子メールだけでなく、SMSやプッシュ通知、さらに場合によってはオフラインのキャンペーンを組み合わせることで、さまざまなチャネルからリアルタイムにエンゲージメントを深めるキャンペーンが打てます。
他のAdobe製品との連携
Adobe Experience CloudとAdobe Creative Cloudのテクノロジーとの連携により、効果的かつ迅速なパーソナライズとレポートを可能にします。例えばAdobe Experience Managerで用意したメールテンプレートをAdobe Campaignに共有して利用できます。これによりデザインを統合できます。またAdobe Campaignで作成したセグメントはAdobe AnalyticsやAdobe Audience Managerで利用することができます。 社内の全部署でセグメント定義を共有することで、目標設定や効果測定の指標に一貫性が保てます。
株式会社Digital StacksはAdobe公式パートナーとして、お客様のWebマーケティングストラテジー実現のためにAdobe Campaignの導入や移行をご支援するコンサルティングサービスを提供しています。
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